主人のうつ病について前回の内容はこちらからです。
https://ouchideshikkari.info/105/
仕事から帰ってきても笑いもせず、不機嫌なことが多くなり会話が減ってきました。夕飯を食べたあと実家に行き朝は自宅に帰るという生活は結構大変なものがあったのですが、夜は安心してねることができたのでそこは良かったと思います。
そんなある日、私はラジオを聴きながら洗濯物を畳んでいました。その時に「うつ病」についての話が流れていました。
最初はそんな病気があるな~と思いながら聞いていただけでしたが、旦那と照らし合わせながら聞いていると当てはまるところが結構あったのです。
もしかしたら・・・・
その時私は旦那がこのうつ病ではないかと疑ったのです。
そのことを主人に言ったところ、全く聞き耳をもってくれなかったのです。きっと自分がそんなわけのわからない病気になるわけないと思っていたんだと思います。
しばらくすると、1階の夫婦も引っ越しをしてくれて、私たちも安心して暮らせるようになっていましたが夜眠れなくなるという症状やおこりっぽくなったこと、不機嫌な態度はますますひどくなり離婚も考えていました。
ようやく主人も自分が前とは違うと気づいたのかもしれませんし、私も説得を続けていたのでようやく病院に行ってみようという気持ちになってくれました。
約1年が経過していました。
最初に受診したのは総合病院の精神科でした。診断は「うつ病」でした。だけど、私は何だかホッとした気持ちでもありました。
主人は自分たちのことが嫌になったのではなく病気だったんだと・・・。それに、しっかり休養をとれば治ると思っていたのです。
それが、病状は悪くなる一方。きっかけは寝不足だったのかもしれませんが、同時に仕事のストレスが大きくもあったのでお酒で紛らわせることも多くなりました。
お酒はもともと飲む方で私も好きでした。毎晩缶ビール500mlを飲んでいましたが、主人はだんだん強いお酒に変り、量も多くなっていきました。
長男が保育園に入るとますます飲む量が増えていきました。私も好きだったので楽しく飲んでいたし、ストレス解消になっていました。
だけど、ストレス解消になっていたのは私だけだったのかもしれません。
主人にとってはうつ病の薬を飲みながらお酒を飲んでいたのですがから良いわけがありません。今思えば私もいけなかったのだと思います。
もしも、うつ病がありお酒を飲んでいるようならすぐにやめてください。どんどんお酒の量は増えそして最後はアル中になります。
楽しいお酒なら良いのですが、嫌なことを紛らわせるお酒は要注意です。アル中になるともっと大変ですから。
つづく・・・