主人のうつ病について書いていたのですが、私のメンタルの部分で主人の過去を書こうとすると拒否反応があってずっと書けませんでした。だけど、現在はとても穏やかに毎日を過ごすことができていて、少しずつでも残しておこう、もしかしたら誰かのお役にたてるかも・・・そう思って書いています。昔の記憶をたどって書いているので、話がごちゃごちゃしている部分もあるかもしれませんが、今は思い出せた順に書いています。あとで修正していこうと考えていますのでよろしくお願いします。
1か月を過ぎた頃だったと思います。自宅に帰ることが許されるようになりました。外泊訓練というものだったので1泊することもできたのですが、私と子ども達は泊まって欲しくないというのが本音で、主人にはその説明をして日帰りにしてもらいました。
お酒のことですが、外出が自由になったのに大丈夫なのかなと思っていたのですが、本人は順調だと言っていました。ですが、隣のベッドのやつがコンビニでお酒を買って隠れて飲んでいるとか、勉強会に出かける時にコンビニで飲んでるとか言っていました。
それを聞いた当時は驚いてしまったのですが、実際はどうなのかわかりません。いくら断酒をしているからと言ってもお酒が売られていることがわかれば買ってしまうのではないかとふつうなら思いますよね。
入院患者に誰も付き添わず、買い物も自由に行かせるというのは依存症になっている人がコントロールできるのでしょうか。
もしかしたら主人がウソを言っていたのかもしれませんし。
とにかく電話でも直接会っても言っていることがよくわからなかった。断酒をしてから余計に何いっているのか、意味がわからないことが多かったですね。
きっとアルコールによる脳のダメージもあったのかもしれません。入院をしてから脳の検査もしてもらったのですが、脳が萎縮していて脳年齢は70代だと言われました。40代なのにもう70代の脳ですよ!!
物忘れも多く、言っていることがわからないことも多くあったのは納得いきました。私はそんな風になりたくない・・・心から思いました。
外泊訓練ですが、毎週土曜日は帰ってきていました。そしてある日病院から電話がありました。その電話は隠れて飲んでいるということでした。病院に持ち込んで飲んでいたのをみつかったようなのです。
そして外泊訓練の時もどうやら飲んでいたようなのです。
1度は注意という形でしたが、2度目、3度目になると強制退院になると言われてしまいました。入院までさせたのにどういうことかと思いました。ここでダメならもう治せないじゃん、とお先真っ暗になってしまいました。
また、あの生活が始まるのかと思ったらとても憂鬱で仕事もできなくなりそうで本当に嫌でなりませんでした。
最後の手段が入院なのにそれでもダメって・・・私はもう支えられないなと思いました。