※主人のうつ病について書いていたのですが、私のメンタルの部分で主人の過去を書こうとすると拒否反応があってずっと書けませんでした。だけど、現在はとても穏やかに毎日を過ごすことができていて、少しずつでも残しておこう、もしかしたら誰かのお役にたてるかも・・・そう思って書いています。昔の記憶をたどって書いているので、話がごちゃごちゃしている部分もあるかもしれませんが、今は思い出せた順に書いています。あとで修正していこうと考えています。
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私、子ども達がもう限界と感じた時には主人は既にアルコール依存症だったんです・・・。
アルコール依存症とは
お酒の飲み方(飲む量、飲むタイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。 飲むのはよくないことだとわかっていても、脳に異常が起きて飲むことをやめられなくなります。 その意味では、アルコールは麻薬や覚せい剤と同様の依存性の薬物の一種だともいえます。
アルコール依存症治療ナビより引用
お酒は自分でどうにかできるだろうという甘い考えがあったので病院に行くという選択はまったくありませんでした。
だけど、家族は限界を感じ始めた時のこと、恐ろしい出来事がありました。
その日の夜、私と主人は喧嘩をしてしまったのです。私は頭にきてしまい家を出て車での中で寝る事にしました。翌朝自宅に戻ると・・・
長男が「もう無理だわ」と。。。どうしたのか聞いてみたところ主人が大声で叫びながら包丁を持ち出してきたそうです。そして自分のお腹に包丁を刺そうとして。
「俺が死ぬところを見てろ!!」と叫んだそうです。
長男は危険を感じ次男を外に避難させ、主人にやめろと説得。落ち着いたところで包丁を取り上げたそうです。かなり飲んでいた主人はそのまま横になり寝てしまったとのことでした。
私は二人にとても危険な思いをさせてしまったと反省しました。この時のことはずっと心の中に傷となって残ってしまことになりました。
目をさました主人にこいうことがあったと話たのですが、記憶にないと言っていました。この出来事があり家族は限界を感じました。そして私も病院を探す事にしたのです。
それまでの間、私たちは夜が怖かったです。寝ている間に主人に刺されるのではないかという恐怖で夜中何度も起きたりしました。それは子ども達も同じでした。
これは早く病院を探さないと!そう思っていた時、お酒を飲んだ状態で自転車に乗った主人は転んで肩をケガしました。病院で診てもらったところ手術が必要だったのですが、肝臓の数値が高すぎるという理由で手術はでなかったのです。
ここで肝臓の数値から「アルコール依存症」だと言われたんだと思います。そこの病院で治療をするようにと紹介状を書いてもらったのです。
自宅から約1時間のその病院は入院できる病院でした。3カ月のプログラムを組んでいるので3カ月は主人から離れて暮らせる。
そう思うと早く入院してもらいたい!ただそれだけでした。
つづく・・・